日刊旅行通信

2007年7月10日

　ANA山元社長、五輪で08年に787を北京線に投入
　欧米線はNY・ロンドン、羽田－金浦線も視野に

　【シアトル発＝伊藤学】全日空（ANA）の山元峯生社長は8日（シアトル現地時間）、シアトルで記者会見し、世界に先駆けて導入するボーイング787型機に期待を示すともに、投入路線について「来年は北京オリンピックイヤーであり、787で旅客を北京に連れて行くことができれば」と北京線導入を示唆した。山元社長は「この新中型機787とともにアジアのナンバー1キャリアを目指す」と明言した。
　また、欧米線の導入時期については、2008年に機体を導入することから、北米のニューヨーク、欧州のフランクフルト線といった利用率の高い路線に「時期ははっきりしていない」としながらも、2009年～2010年に投入する可能性があるとしている。

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＜トップニュース＞
★ANA山元社長、五輪で08年に787を北京線に投入
　欧米線はNY・ロンドン、羽田－金浦線も視野に
　・山元社長、2015年売上国際3倍の7000億円めざす
　・国内と貨物も同じで売上「トリプルセブン」を
＊JAL西松社長、787を欧米・BRICsにVISTA投入示唆
　国際フリートを10年メドに大型39％･中型41％に逆転
＊ボーイング787、世界1億人が見守る中ロールアウト
　新世代機・世界の空へ、ボーイング役員らが世界に感謝
　・山元社長「ボーイングの夢にANAの夢重ねる」
　・“The Launch”の誇り、世界に夢と感動届ける
＜旅行関連＞
★観光12団体が観光庁設置へ緊急アピール採択
　観光立国実現への第一歩、業界長年の悲願
★観光や航空分野で東アジアとの関係影響強まる
　安富次官、国民の安全・安心問題に意を尽くす
★クラブメッド､4バカンス村の2人目料金半額に
　モーリシャス･アルビオン､グランドオープン記念
★JTB法人、米NFLのチアリーダー参加ツアー企画
★JTB、訪日外客サイトで地方自治体広告を掲載
★KNT、湯西川温泉で「水陸両用バスツアー」企画
＜航空関連＞
★KAL、B787は南米、アフリカ路線にも投入
★米系3社6月の輸送実績、DALソウル線開設で大幅増
★ACA、6月の輸送実績、L/F更新記録続く
★アマデウス、アフリカ系2社の機能を拡充
＜デスティネーション＞
★GVB、9月9日まで約1500の“ごほうび”を用意
★ウィーン市、AUAと共同で冬のキャンペーン展開
★マンダラ・スパ、サイパン限定のプロモーション
＜ホテル＞
★JALホテルズ、ウインズ成田の営業を10月で終了
★岡山国際H、「ホテルオークラ岡山」に名称変更
★マリオット、恒例トレードショーを3都市で開催
＜組織・人事＞
★阪急交通社、東京ビル建替えで事務所移転

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