日刊旅行通信

2007年7月18日

　基本計画の実現へ、20年度予算要求に反映を
　柴田国交審、観光は国交行政の「牽引力」に

　国土交通省の7月10日付人事で国土交通審議官（国際担当）に就任した柴田耕介氏は、17日の就任会見で、「前職で総合観光政策審議官を務めていた関係から、観光政策については大変強い思い入れがある」とした上で、「国交省では、外国人旅行者の訪日誘致などの交流促進や、観光地づくりのほかに、空港、新幹線、鉄道、高速道路等の整備や、公共交通機関のサービス向上、観光まちづくりなど、“住んでよし、訪れてよし”の国づくりのための施策、行政を担っている。その意味で、国土交通行政における観光行政の占める位置は非常に大きいと思っている」と述べ、観光立国政策を引き続き強力に進める必要性を強調した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★基本計画の実現へ、20年度予算要求に反映を
　柴田国交審、観光は国交行政の「牽引力」に
　アジアゲートウェイ構想実現へ着実に推進
　日本の考え方明確に示す「闘う国交行政」を
★タイ新規航空会社が日本チャーターを計画
　スカイスター航空、冬季シーズンで25本目処
＜旅行関連＞
★JTBロイヤルロード、07年度下期商品を発表
　旅彩彩6000人、夢の休日3億円、クルーズ2000人目標
★ジャルパック、新潟・長野在住者のツアー取消料・変更料を免除
　大阪－札幌結ぶトワイライトエクスプレス運休
　JALとANA、救援物資の輸送などで協力
★KNT、フランス凱旋門賞の観戦ツアー発売
★エクスペディア、フォートラベルに情報提供
★コスタクルーズとドバイ政観、共同セミナー開催
★KNTと中日本高速、「そく・やどモバイル」開始
★改正温泉法、施行日が10月20日に決定
＜航空関連＞
★スターフライヤー 9月14日に関空－羽田線就航、利用率75％目指す
★航空局、機内で無線式ヘッドホン、イヤホン、PC機器を常時禁止へ
★全日空、北洋銀行と業務提携でマイル自動移行等実施
★全日空、パンダの特別塗装機が就航へ
★AFR/KLM、西イベリア買収に名乗り、BAWと対抗
★アマデウス、IHGの機能を拡充、ベストレートを表示
★NAA、8月にサマースクールを実施へ
★NAA、過去最大規模のクリーンアップ運動
★京急/ADO、ADO便で夏得フリーきっぷ販売
＜観光統計＞
★4月訪米者、4.5％減の25万人、累計は5.8％減
★グアム6月日本人客、0.5％増の6万9492人
★マリアナ6月日本人訪問者、31.1％減の1.5万人
＜デスティネーション＞
★上海マラソン、今年は11月25日に開催、エントリー11月5日まで受付
★ハワイでドコモ携帯が利用可能に、AT＆Tと提携
★マリアナ政観、名古屋の夏まつりにブース出展
＜ホテル＞
★セントレジス、2010年に大阪本町に進出決定
★10月のエクスポ・レアでホテル市場を分析・予測
＜組織・人事＞
★新役員体制―ジャパングレーライン
★国交省観光部門人事（7月17日付）
★阪急交通社、東京ビル建替えで事務所移転
■為替市況（17日）

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