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2007年7月30

 上半期出国日本人1%減の833万人、下期も微妙
 訪日外客数は12%増、VJC重点10市場で過去最高

 国際観光振興機構(JNTO)によると、2007年上半期(1〜6月)の出国日本人数は、前年同期比0.9%増の833万4000人にとどまった。5月の5.9%減、6月の3.3%減が影響した。出国日本人数が伸びていない最大の理由は円安基調で、この影響か、旅行の方面は遠距離から近距離にシフトしている。上半期としては2001年の867万2569人、2006年の841万431人に次ぐ3番目の記録だが、年間で06年の1753万人を上回るのは微妙な状況となってきた。
 JNTOによると、旅行者層を年代別に見ると、男女とも20代前半から30代前半の出国者数が減少傾向にある。月別では、正月休暇の曜日配列の良かった1月を除いて低調に推移した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★上半期出国日本人1%減の833万人、下期も微妙
 訪日外客数は12%増、VJC重点10市場で過去最高
★クラブメッド、日本でのアップスケール戦略強化
 P.マウアン日本社長就任、700万人をターゲットに
<旅行関連>
★サービス連合、業種別部会を廃止し活動一本化
 結成から6年、助走期間過ぎ真の大同団結図る
★1〜3月宿泊者数7204万人泊、外国人シェア6.7%に
 国交省、初の「宿泊旅行統計調査」結果まとまる
★海外への長期旅行は全世代で意欲高く
 JTB調査、クルーズ・海外ドライブも選択肢に
★参院選、自民比例区で佐藤元次官当選、藤野氏落選
★AMEXビジネストラベル、アジア地域の取扱好調
 新システム開発、環境レポーティング機能も搭載
<航空関連>
★DLH、ルーマニアの世界遺産へ新フライト
★ANA、成田−ムンバイ線開設式典を六本木で開催
★ANA、北京五輪オフィシャルエアラインパートナーに
★ANA、10月の「旅割」・「特割」運賃を一部値下げ
★CPA、アジア国際航空宇宙展のオフィシャルエアラインに
★関空、日中国交正常化35周年で訪問団派遣
★関空、第2滑走路オープン記念のイベントショップ
★アマデウス、2つのホテルチェーンの機能を拡充
★航空局、今後の空港のあり方に関する研究会を設置
★アジア系2社、6月の輸送実績
<デスティネーション>
★トルファン中心にアピール―新疆シルクロード観光説明会
 新砂漠道路10月開通で時間短縮、新ホテルもオープン
 観光局范代表「一日も早くウルムチへの直行便を」
<ホテル>
★スターウッド、ホテルパシフィックとの運営契約終了へ
 ル メリディアンから京急の独自運営に
●訃報 藤野公孝国土交通政務官の母君
■為替市況(27日)

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