日刊旅行通信

2007年8月8日

　ルックJTBの新オープン系システム、09年度稼働
　北島JTBW社長、海外個人旅行戦略“完成形”に

　JTBワールドバケーションズの北島文幸社長は、本紙インタビューに対し、「ルックJTBの新システムを2009年度から稼働させる。最大の特徴は、従来のようなコース毎の一括予約機能を残しつつ、大幅に素材管理型に移行すること。また、NFS（海外自由旅）と連動させることで、パッケージツアーと素材組立型の手配旅行のどちらが安いのか、自社商品については瞬時に案内できる体制が整う」と述べ、新システム稼働により、「JTBグループが2003年度から5～6年かけて進めてきた、海外個人旅行のあらゆるニーズに対応する構想がシステム上は完成する」との見解を表明した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ルックJTBの新オープン系システム、09年度稼働
　北島JTBW社長、海外個人旅行戦略“完成形”に
　NFSと連動、パッケージとFITの比較検索可能に
　ホールセール業の生き残りかけて質と量を強化
　インターネット販売比率、10％程度まで拡大を
★JALグループ冬期計画、成田－広州・デリー増便
　成田－ロサンゼルス・パリ・香港線を減便へ
　羽田－虹橋、シュムリアップ・チャーターも計画
＜旅行関連＞
★「日中文化・スポーツ交流年」テーマソング発表
　35周年記念日へ、9月に北京と上海でイベント
★楽天、「Ctrip」を売却、10日に売出価格を決定
★JTB、訪日外客向け旅行予約サイトの新会社設立
★トラベラー第1四半期決算、団体厳しく赤字に
★JTBW、アメリカ方面の添乗員付き下期商品発売
★HIS、ブルーマングループ日本初公演鑑賞ツアー
★法務省統計、留学生の日本企業等への就職、旅行業は162人
★環境省、中国語・韓国語・仏語サイトを新設
＜航空関連＞
★エバー航空、9月1日から燃油サーチャージ引上げ
★HDA、福岡・仙台―香港線を開設
★CPA、B777-300ER型機を5機追加発注
★KAL、8月27日よりイスタンブール線を増便
★外務省、日タイ航空業務協定の付表修正で書簡交換
＜観光統計＞
★沖縄県の6月入域観光客、3.2％増の41万7200人
＜デスティネーション＞
★中国・湖西、歴史的景観と民族文化を観光資源に
★ニューヨークで10月に初のデザイン・ウィーク開催
＜ホテル＞
★ジュメイラ、最高販売責任者にデミルタス氏
＜組織・人事＞
★人事異動―チャイナエアライン（CAL）
★事務所移転―楽天グループ（8/16～）
■為替市況（7日）

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