日刊旅行通信

2007年8月9日

　35周年の大交流事業スタート、決起集会開催
　日中政府挙げて推進、冬柴大臣20日から訪中へ

　日中国交正常化35周年を記念した日中相互3万人に及ぶ大規模交流事業が、この8月より本格的に開始されることから、そのキックオフを祝う決起集会「日中相互交流拡大の集い」が8月8日、都内ホテルで開催され、政財界や観光産業界のトップら約400人が参集した。安倍晋三総理と邵キ偉中国国家旅游局長からもメッセージが寄せられ、日中政府を挙げて、2万人訪中・1万人訪日事業を通じた国民交流促進に尽力する決意を表明。また、来る8月22日には上海で、1000人近くが訪中して第一弾イベントが行われることから、冬柴鐵三国交相はこれに合わせて8月20日から訪中し、上海、揚州を訪問する考えを明らかにした。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★35周年の大交流事業スタート、決起集会開催
　日中政府挙げて推進、冬柴大臣20日から訪中へ
　2万人訪中団は「中日交流史上の大きな1頁に」
　王毅大使、中国人観光客の入管政策緩和を要望
　安倍総理、2万人交流は「大きな重要性有する」
　邵局長、1万人訪日団は「9～10月に派遣」
　森元総理、太田公明党代表ら議員も多数参加
　二階氏、35周年が「関係発展の大きな起点に」
★アシアナ航空、静岡空港乗り入れを正式表明
　静岡－仁川をA321かB767でデイリー運航
＜旅行関連＞
★06年度の北海道観光入込客、2.0％増の4909万人
　外国人来道者数は15.0％増の59万650人に拡大
　アジアのシェア9割、韓国と中国が大幅増
★外務省統計、海外在留邦人数は5％増の106万人
　長期滞在は73万人、上海9％増で1位のNYに迫る
★JTB九州、「おとなの長旅・九州」を促進
★阪急、小学生対象のバスケットボール教室開催
＜航空関連＞
★東アジア主要都市カバー「6000km望ましい」
　中田横浜市長、羽田ペリメータで見解示す
★SKY、羽田－旭川線就航へ西久保社長が市長訪問
　旭山動物園など観光・ビジネス需要喚起狙う
★バンコクエアウェイズ、8月9日より日本路線ももET対応
★KLM、欧州旅行情報交換サイトを開設、FITをサポート
★DLH、ミュンヘン空港にFクラスラウンジ開設
★THA、片道マイル特典及びマイル割引キャンペーン
★アマデウス、COAなど航空3社の機能を拡充
＜観光統計＞
★5月訪米者、8.0％減の26万人、累計は6.3％減
★フィリピン6月日本人4.9％減、減少傾向続く
＜デスティネーション＞
★香港、07年日本人客は3.8％増に目標設定
★ドイツ観光局、見本市のワークショップ開催
＜ホテル＞
★ソラーレ、フランチャイズ専用のウェブサイト開設
＜組織・人事＞
★バンコクエアウェイズ、日本地区営業支社設立
　日本地区代表にコーチャルン氏が就任
■為替市況（8日）

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