日刊旅行通信

2007年8月20日

　「フライ＆ドライブ」で米国方面の需要喚起へ
　業界一体の取組、パッケージ化で底辺拡大めざす

　低迷が続く米国本土への需要喚起策として、日本旅行業協会（JATA）が中心となり、アメリカでのドライブ旅行を提案する「フライ＆ドライブ」を推進している。旅行形態の多様化や個人旅行（FIT）の普及が進む中、旅の“新しいカタチ”として定着させ、団塊世代や若年層を中心に潜在需要を掘り起こすのが狙い。JATAは昨年4月に旅行会社やレンタカー会社、観光局などで構成するフライ＆ドライブ検討作業部会を設置、今年を「フライ＆ドライブ元年」として、本格的なプロモーション活動を開始した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★「フライ＆ドライブ」で米国方面の需要喚起へ
　業界一体の取組、パッケージ化で底辺拡大めざす
　業界内外に向けた告知を強化、旅行博では専用ブースを出展
　旅行会社で異なる見解、パッケージか、オプションか
＜旅行関連＞
★ジャパン・エキスプレス、クリスタル旅行を買収
★ペルー沖地震で日本人観光客の安否確認
★国内日帰りバスツアー中心の旅行会社営業停止
★主要旅行業者6月実績、海外旅行2カ月連続ダウン
　国内旅行はプラスに、パッケージツアー伸びる
★JTB6月取扱額2％増も海外は2カ月連続マイナス
★国交省、次世代に引き継ぐ国・くらしづくり策定
　観光交流拡大とアジアゲートウェイ構想実現を
★冬柴国交相が今日から訪中、35周年事業など出席
★ANAセールス、ダイナミックパッケージ「旅作」6万人突破
★JTBW、世界16方面で下期の「ロングバケーション」発売
★JTB、「JTBワールドマラソンツアー」発売
★ANAセールス、スカイホリデーの下期商品、目標6％増
★KNT、考古学探訪「継体天皇の謎に迫る。」発売
＜航空関連＞
★QFA、06/07年度は過去最高益に
　カンタス、ジェットスターの2ブランド展開奏効
　QFA、JST共に利益計上、JST長距離国際線も
★JAL、10-12月の燃油サーチャージ値上げ申請
★ヴァージン、長距離LCC「エア・アジアX」に資本参加
★SIA、A380世界初フライトは10月25日
★SIA、燃油サーチャージを引き上げ、10/1～
＜デスティネーション＞
★西・カタルーニャ州、F.C.バルセロナと共同プロモ
　チーム来日でセミナー開催、クルーズ需要に伸び
★LA観光局、新サイト「Dine LA」で食の魅力を発信
★MoMAデザインストアが表参道に11月オープン
★ニューヨークに新しい現代美術館が12月に誕生
★台湾人の日本国内ドライブ旅行、9月19日より可能に
＜ホテル＞
★上海の絶景ハイアットが6月末にオープン
★オアフ島のザ・カハラ、業界向け優待料金設定
＜組織・人事＞
★国交省10日付人事、観光事業課長補佐に奈良氏
★JNTO 10日付人事、バンコク事務所長に山田氏

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