日刊旅行通信

2007年10月1日

　JNTOとVJC事務局の統合「来年度中」実現目指す
　間宮JNTO理事長、独法以外の組織のあり方模索も

　国際観光振興機構（JNTO）の間宮忠敏理事長は、9月28日の会見で、JNTOとVJC実施本部事務局の統合について、「来年度中の実現を目指す」方針を示した上で、「JNTOは、観光立国推進基本計画にも“政府観光局”と明記されたが、今回、VJC事務局との統合により、名実ともに政府観光局としての形が整う。一層の責務を感じるとともに、負託に応えるために頑張っていきたい」として、統合を機にさらに取組を強化していく決意を表明した。統合の時期については、新年度が始まる4月、「観光庁」の設立が目される10月などが考えられるが、国交省の判断として明言を避けた。

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＜トップニュース＞
★JNTOとVJC事務局の統合「来年度中」実現目指す
　間宮JNTO理事長、独法以外の組織のあり方模索も
　海外事務所、レップ制での増設や分業制を検討
　本部組織は機能別から市場別組織に再編へ
　地方連携を重視、人材育成と人件費削減両立を
★羽田－虹橋線開設、4社チャーター便が運航開始
　冬柴国交大臣「VJC、上海万博の大きな戦力」
　ANA、初便が虹橋に出発・羽田－虹橋間に“虹の橋”
　JAL西松社長、今後も中国路線の拡大を
＜旅行関連＞
★8月の出国日本人数0.4％減169.8万人と低迷続く
　訪日客16％増75.8万人、07年累計830万人前後か
★4～6月宿泊者数7214万人泊、外国人シェア7.7％
　国交省調査、6月単月は延べ宿泊者数で2.8％増
★外務省、ミャンマー全土に「渡航の延期」発出
★阪急交通社8月取扱額4％増、中国・豪州好調
★ジャルパック、パラオチャーター利用商品発売
★ジャルパック、チャーターアラスカ「オーロラ」も
★JTB大阪、堂島地下センターに女性向け新店舗
★旅館業への貸付改善、ファンド活用報告書まとまる
＜航空関連＞
★成田会社、上場時期「早ければ2009年度以降に」
　成田8月実績は過去最高の記録尽くし
★全日空、航空局に7路線の廃止届提出
★BAW、ヒースロー新ターミナルの実証試験を開始
★VIR、日本・中国GPでSUPER AGURI F1 TEAMをサポート
＜観光統計＞
★香港8月日本人訪問者数、3.8％減の11万4216人
★絶好調ドバイ、07年上半期は36.6％増の4.9万人
＜デスティネーション＞
★米オレゴン州政観、汐留のレストランで観光プロモ
★MVA、サイパンマラソン2008の申込受付開始
＜ホテル＞
★インターコンチ、150軒目のホテルがドバイにオープン
■為替市況（28日）

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