日刊旅行通信

2007年10月2日

　上半期の出国者数、15～39才で16万人需要喪失
　首都圏2空港計も微減に転ず、関空も減少に

　2007年上半期（1～6月）の出国日本人数（暫定値）がまとまったが、空港別では、旅客数の多い成田・関空がともに前年実績を下回り、成田・羽田を合わせた首都圏2空港合計でも、前年同期比0.3％減とわずかながら前年を割り込むなど、地方のみならず首都圏にも需要の弱含み傾向が広がりつつあることがわかった。また、年齢別・性別では、男女ともに15～39才および50代の落ち込みが顕著で、上半期は15～39才台だけで約16万人の需要が失われた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★上半期の出国者数、15～39才で16万人需要喪失
　首都圏2空港計も微減に転ず、関空も減少に
　15～39才で16万人減、60才以上で14万人増
　熟年頼みの構図顕著、20～34才女性は7.5万人減
★JTBトラベランド、10月より「電子カルテ」稼働
　手配・進行管理を電子化、対応記録も一元管理
★ANAセールス、法人販売部新設でANA全営業受託
　エアラインセールスと旅行販売も統合一体化
＜旅行関連＞
★アジアゲートウェイ具体化や、観光立国を推進
　福田総理が所信表明、改革と経済成長は両輪
★国交省、初の「観光地域プロデューサー」5名が誕生
★外務省、ミャンマーへの短期旅行者は滞在先連絡を
★阪急、ホームページを刷新、利用者の声を反映
★KNT、“元気なオヤジ”を目指す倶楽部活動
★日旅、復興支援「にいがたは元気です!!」発売
★JALツアーズ、沖縄ダイビングツアー商品発売
★シルバーシー、南極クルーズが可能な新船導入
＜航空関連＞
★LCCエア・アジアX、まずはゴールドコーストへ
　初の中・長距離路線、片道1万円～で発売
★関空8月、外国人旅客は過去最高を記録、日本人は2％減
★中部空港、北米セールスで5社の増便に期待
★JAL、Open Table.comと海外レストラン予約で提携
★AXESS、ガルフエアーのET発券が可能に
★INFINI、ACAのET発券が可能に
★アマデウス、航空2社の予約機能を拡充
＜観光統計＞
★カナダ7月日本人、14.6％減の3.6万人、減少幅は縮小
★8月の北海道来道者数、1.0％減の150万人
＜デスティネーション＞
★グアム、地震の被害は皆無、津波警報も発令なし
★フィンランド政観、自由が丘にカフェオープン
＜ホテル＞
★JALホテルズ、ホテル日航ベイサイド大阪の運営終了
★リッツ・カールトン、ドミニカのカップカーナに進出
＜組織・人事＞
★QFA、営業・マーケティング統括本部長の福田氏が退職
★ANAセールス人事
■為替市況（1日）

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