日刊旅行通信

2007年10月30日

　成田空港に「自動化ゲート」11月20日より新設
　法務省、日本人も指紋登録で出入国スムーズに

　法務省は、改正出入国管理法が施行される11月20日より、成田空港に計4基の「自動化ゲート」を新設し、出入国手続きを簡素化・迅速化することが明らかになった。自動化ゲートを利用するためには、日本人は指紋、外国人は指紋と顔写真を事前に登録する必要があるが、出入国審査のための列に並ぶ必要はなくなり、出入国手続きがスムーズに行えるようになることから、とくに海外渡航回数の多いビジネスマンなどには朗報と言えそうだ。
　自動化ゲートを利用するための「利用希望者登録」には、日本人の場合、(1)有効な旅券、(2)自動化ゲート利用希望者登録申請書－－の2つが必要となる。一方、外国人は、(1)有効な旅券（再入国許可書を含む）と再入国許可、(2)自動化ゲート利用希望者登録申請書－－が必要。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★成田空港に「自動化ゲート」11月20日より新設
　法務省、日本人も指紋登録で出入国スムーズに
★COAケルナーCEO、需要に応じ日本でビジネス展開
　スマイゼック社長、グアム観光施設充実に期待
＜旅行関連＞
★ツーリストサービス、丸広百貨店旅行事業を承継
　新生KNTツーリストに埼玉5店舗の営業拠点追加
★JTBと東レ、新作水着の販売で提携、相乗効果を
　12月中旬よりウェブ販売、初年度3000万円目標
★郵船航空中間決算、旅行事業の営業益24.8％減
　業務渡航堅調も、航空券の販売手数料削減響く
★小田急電鉄中間決算、旅行業の営業収益1.3％増
★日本郵船中間決算、客船事業の経常益34.2％増
★国交省、クルーズ・シンポジウムを12月開催
★飛鳥IIの09年「南太平洋グランドクルーズ」発売
★OTA、ホーランドアメリカでFITキャンペーン
★澤田HD中間決算、九州産交は着実に利益確保
★「アドマップ横浜」会員募集開始、JTBなど5社が参画
★日中文化・スポーツ交流年で閉幕コンサート
＜航空関連＞
★自由化問題は成田空港取扱いで継続審議
　日本と香港の航空協議、コードシェアなど合意
★成田・羽田アクセス、日暮里－羽田間のアクセス盲点
　航空局、改善しなければ将来旅客需要に影響も
★IATA 2011年旅客数予測27.5億人、国際線10億人で成長率5.1％
★チャンギ空港新ターミナル、SIAなど5社が利用
★AFR、カーボンオフセットでNPO団体と協力
★UAL、第3四半期も増収増益を達成
★フィデイリティ投信、日本空港ビル株一部売却
＜デスティネーション＞
★マカオ、香港国際空港のMCTが90分に短縮
★ハワイのアトランティス、特別クルーズ提供
＜ホテル＞
★オークラとタージホテルズ、業務提携を開始
　ネットワークとスパサービスで補完効果狙う
★「W Yokohama」、赤レンガ倉庫隣りに2010年オープン
【差替】★TIAとアメリカ旅行委「Discover America Day」
　11月13日大阪、14日名古屋でセミナーとワークショップ
【訂正】★ジャルパック、スーパーTC同行ツアーの追加商品
■為替市況（29日）

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