日刊旅行通信

2007年11月1日

　羽田－虹橋、日系の平均搭乗率50％台も上昇傾向
　JALは直近で70％程度、F・Cクラスも出足良く

　羽田－虹橋チャーター便は、日中国交正常化35周年の記念日である9月29日に就航以来、1ヶ月が経過したが、日系航空会社2社の平均搭乗率は、50％台前半から後半で推移している。就航直後の10月1～7日は、中国側が「国慶節」の大型連休に突入したため、ビジネス客を中心に動きが鈍かったほか、認知度不足も影響した。ただし、直近の搭乗率は、JALで70％程度まで上昇するなど上向き傾向にあるほか、ANAでも羽田－虹橋と成田－浦東を合わせた首都圏合計では、中国線の総旅客数は伸びているとしており、11月以降のさらなる利用促進が期待されている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★羽田－虹橋、日系の平均搭乗率50％台も上昇傾向
　JALは直近で70％程度、F・Cクラスも出足良く
　ANA、首都圏発着の中国線「総旅客数は増加」
★ANA、ホテル譲渡で中間利益1055億円と過去最高
　国際旅客が大幅増収、旅行事業は増収減益
＜旅行関連＞
★JTB、PTS株式20％を西友から取得、90％保有に
★HIS、総額約7億円の自己株式を市場買付
★南海電鉄中間期、レジャーサービス営業益67％増
★楽天トラベル、海外旅行保険の比較検討可能に
★JMI調査、北京五輪に関心ある人26.5％、行きたい人7.9％
★ジャルパック、ブログでクチコミプロモーション－初回は中国
★KNT、メイト「日本讃歌奈良りずむ」発売
★国交省、“縁”を活かした交流促進へ事例集
＜航空関連＞
★JAL、静岡空港に就航決定－札幌・福岡線運航
　県と再度覚書締結、機材は小型かリージョナル機
★ロスに世界初、oneworld設計のラウンジがオープン
★アマデウス、大阪でEコマース・フォーラムを開催
★エミレーツ、サンパウロの5つ星ホテル宿泊を無料提供
★ASTREC、中部/関空で無線ICタグ自動認証試験中
＜観光統計＞
★9月のハワイ日本人訪問者数2.7％減の11.4万人
　HTJ、07年130万人強予想、12月予約好調で上向く
　HTAとJATA、ツーリズムサミットに向けて協議
　08年のハワイ日本人訪問者数、前年並み確保を
　西ハワイCMIディレクター、グループ誘致を強化
★9月のグアム日本人客4％増、2カ月連続プラス
★セブ地域は日本人2ケタ増、航空便も増便
　フィリピン9月日本人5.6％減の3.4万人弱
★訪台日本人、07年は120万人で微増見込む
　江台湾観光協会所長、マラソン等イベントで集客期待
＜デスティネーション＞
★ディズニー、セレブ起用のイメージ広告第2弾
★シンガ政観、日本向けにショッピング・キャンペーン
＜ホテル＞
★ニセコのプリンスホテルが来年7月ヒルトンに
★JALUX、マリオットのリゾート会員権を販売
＜組織・人事＞
★日本空港ビル、内部統制室など新設
■為替市況（31日）

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