日刊旅行通信

2007年11月8日

　2000万人実現へ、5～10名の専門部隊設置を検討
　JATA海旅委、各社に手弁当で人員拠出を打診へ

　日本旅行業協会（JATA）の海外旅行委員会は11月7日、海外渡航者2000万人実現に向けた方策について引き続き集中審議したが、「旅行業界が一歩前に出て活動するためには、人・モノ・カネが絶対に必要」（佐々木隆海外旅行委員長）として、2010年までの時限組織として『2000万人推進室』（仮称）を新設し、その専属部隊となる5～10名程度の要員を、各旅行会社から「手弁当」で拠出してもらえないか、各社の経営トップに判断を仰ぐことを決めた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★2000万人実現へ、5～10名の専門部隊設置を検討
　・JATA海旅委、各社に手弁当で人員拠出を打診へ
　・2010年までの時限組織、派遣期間も柔軟に検討
　・デスティネーション需要喚起と構造問題の2本柱
★JALホテル堤社長、「08年度の上場目指す」
　・基盤強化で「日の丸ホテル」の存在感示す
　・09年3月上海に5つ星基幹ホテルを開業
　・JAL中国オンライン都市への進出進める
＜旅行関連＞
★ジャルパック、学生旅行ヨーロッパを発売
　学割・グループ割引拡充、1都市滞在・FITも
★JTB九州、「サーフズ・アップ」タイアップ企画
★スカイパックツアーズ、東横インとビジネスパック販売
＜航空関連＞
★AXESS、3本柱で中国展開を強化
　M/J拡大、ET推進、発券ツール機能拡充
★JALUX岡崎社長、「今後の事業展開、総じて追い風」
　双日とプロジェクトチーム結成でシナジー模索
★山口県、岩国早期民間供用で冬柴大臣に要望書
　国の財源による施設整備など盛り込む
★SFJ10月、関空線の利用率は81％
　北九州線利用率16ポ改善、羽田発深夜便も30ポ増
★DLH・SWRがエアバス機41機購入を決定
★ANA、飲酒の運航乗務員を総合職転職処分に
★ミュンヘン空港―市内間にリニア、わずか10分
＜デスティネーション＞
★MVA、来年4月から団体キャンペーンの実施決定
★LAのグリフィス天文台、観光バス等の通行可能に
★STB、今年も「グリーンサンタ花の種」を配布
★香港映画祭、渋谷Bunkamuraにて開催
　香港スター陣来日、映画を通じて観光をアピール
＜ホテル＞
★トロントのフェアモント、ホテル内栽培の食材提供
　直接仕入でコストダウンとカーボンオフセット
★センターラ・ホテルズ、TTGのアワード受賞
■為替市況（7日）

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