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2007年11月22

 燃油サーチャージ大幅値上げで早急に対策検討
 JATA、消費者の代理人の立場から問題重要視

 原油高騰によるシンガポールケロシン価格(航空燃油)が1バレルあたり100米ドルの大台を超えるほどに上昇していることを受け、日本航空(JAL)が1〜3月発券分の燃油サーチャージの大幅値上げを申請、他社も追随することが確実と見られているが、日本旅行業協会(JATA)は11月21日の会見で、消費者を代理する立場として容認できる内容ではないとの見解を表明し、早急に対応策を検討する考えを明らかにした。
 度重なる燃油サーチャージの値上げを受けて、JATAはこれまでにも数度にわたり、航空会社や関連団体等に対して要望書を提出。燃油サーチャージを導入した当初の見方に反して、ここまで燃油高騰が“恒常化”している以上、本来の姿である航空運賃への一本化を図るべき、などと申し入れてきた。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★燃油サーチャージ大幅値上げで早急に対策検討
 JATA、消費者の代理人の立場から問題重要視
★航空券代+燃油サーチャージ+諸税を一括検索
 HIS、海外航空券オンライン予約サイトを開設
<旅行関連>
★日中首脳会談、来年を「青少年友好交流年」に
 日中平和友好条約締結30周年で、今後詳細検討
★阪神航空、「学生旅行」で欧州11コース設定
★日旅、チームマイナス6%のCO2削減運動に協賛
★ANA SKIツアー25周年で記念切手1000セット販売
★秋闘、読売旅行が冬期1.5ヶ月で合意
★YOKOSO!JAPANトラベルマート、28〜29日開催−参加者募集
★旅公協、12月4日に経営者向けコンプライアンスセミナー
★JATA、8〜9月の苦情相談件数は減少、10月は増加
★JTB北海道、来年1月にフリーペーパー創刊
<航空関連>
★「増便も検討」アエロメヒコ航空成田就航1周年
 平均LF84%、「新しいメキシコ」発見の契機に
★ANAが4・5位、SIAが1位に−ザガットのエアラインランキング
★中部、セントレアC10万人達成でキャンペーン
★欧州系3社、10月の輸送実績
 AFRストライキが若干影響、上級クラス好調なBAWa
<観光統計>
★8月訪米者、36.7万人で前年同月比0.7%減に
★75歳以上の高齢者、ついに総人口の10%に
<デスティネーション>
★台湾新幹線でシニア運賃適用開始、運賃半額に
★JATA、南アへ視察団を派遣、旅行素材の開拓へ
★常夏の国のクリスマス、シンガポールでスタート
<ホテル>
★国内ホテルの予約・情報収集はネットが主流
 泊まってみたいホテルは「帝国ホテル」が1位
★スターウッド、宿泊ポイントでオークション
★タイ・サムイ島にパーク ハイアット、09年開業
<組織・人事>
★ANTOR役員、加納会長・井上副会長など全員留任
 新役員にイタリア政観のマルティーニ氏就任
★米マサチューセッツ州政観、日本事務所開設
★ウィンダム、日本代理店にAMG社を任命
■為替市況(21日)

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