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2007年11月29

 JTB、欧州にも持株会社制導入、30億円投入し増資
 世界のランドオペレーターとして確立、100万人取扱目指す

 佐々木隆JTB社長は11月28日、日本旅行業協会(JATA)と日本国際観光学会が共催した産学連携セミナーで講演したが、JTBグループの新たな成長戦略の筆頭に「グローバル戦略」を掲げ、先に中国に作った統括会社と同様の方式で、ヨーロッパにも30億円を投資して持株会社組織への増資等を行い、再投資能力を強化することで、日本人のみならず全世界からの訪欧需要や欧州域内需要まで対応するツアーオペレーターとして確立することを目指す方針を明らかにした。JTBヨーロッパを欧州事業の中核となる持株会社とする方向で、増資とともに社名変更も視野に入れている模様。その下に、欧州域内にあるJTBの海外拠点が傘下に入り、JTB欧州グループ会社を結成する方針だ。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★JTB、欧州にも持株会社制導入、30億円投入し増資
 世界のランドオペレーターとして確立、100万人取扱目指す
 今期200億円投資、経常益170億円の計画上回る見通し
 システム・店舗・人に投資、陣容強化で1400人増加
★第1種のフリーウエイツーリスト、破産手続開始
 被害者200名弱も、弁済7000万円に収まる模様
 ロータリー旅行の弁済還付申出は2000名程度か
★KNT組織改正、旅行事業創発本部長に越智常務
 ブランド戦略室新設、国際旅行部は廃止
<旅行関連>
★10月の日本人出国者数1.9%減、1-10月0.9%減
 訪日客12.4%増、主要10地域から過去最高記録
★「科目合格制度」で初試験も、活用度今ひとつ
 旅行管理者試験、国内は着地型で宿泊業の受験増
★阪急交通社10月実績、総取扱額は2.3%増
 海外旅行は前年並み維持、国内5.3%増と好調
★秋闘、京成トラベルが冬期1.75ヶ月で合意
★クラブツーリズム、冬の上高地宿泊ツアー開催
 ホテルの従業員寮を利用、史上初の試み
★「トラベルノート」の韓国版を12月リリース
<航空関連>
★アシアナ、1/1から燃油サーチャージ引き上げ
 コードシェアパートナーのANAと料金格差
★中部10月、国際線は2%増
★NAA、第2PTBに新チェックインカウンター登場
★エアチャイナ、来年より北京―平壌線開設
★BAW、プレミアムYクラスにラウンジ利用券
★AFR/KLM、07年度第2四半期は純利益がほぼ倍増
★AXESS、マカオ航空のET発券機能が稼働
<デスティネーション>
★北欧をPRする「チャリティー・カフェ」オープン
★タヒチで「モーレア国際マラソン」来年2月開催
<ホテル>
★NYチェルシー地区にヒルトン・ガーデン・インがオープン
★リッツカールトン、広州に新ホテル来年2月開業
★09年、クチンにフォーポイント・バイ・シェラトン
<組織・人事>
★近畿日本ツーリスト役員・部長級人事

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