日刊旅行通信

2007年12月7日

　年末年始は海外・国内旅行人数とも0.2％増予測
　JTB、中国11.1％減と不振、欧州・ハワイなど堅調

　JTBは、年末年始（12月23日～2007年1月3日）の旅行動向を発表したが、海外旅行人数は前年同期比0.2％増の64万4000人、国内旅行人数は0.2％増の2945万人と、いずれもわずかながら前年を超えると予想し、総旅行人数（延べ）は0.2％増の3009万4000人と見通した。海外で＋1000人、国内で＋5万人という微増の予測となっており、1月4日を休めば9連休という曜日配列の良さながら、年末年始の旅行需要は伸び悩む見通し。ただ、伸び率は低率ながら、96-97年の68万4000人、00-01年の65万5000人に次いで史上3番目に多い人数となる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★年末年始は海外・国内旅行人数とも0.2％増予測
　JTB、中国11.1％減と不振、欧州・ハワイなど堅調
　国内は北海道、沖縄が人気、東海・中国も上昇
　海外旅行平均費用、燃油や為替影響で2.0％増
　総旅行消費額は1.9％増の1兆1458億円と予測
★NAA年末年始、過去最高の約140万人利用見込む
　アジア方面人気、出入国ピークは1月5日に
★ANA/JR東、「ANA Suicaカード」など包括提携
　新カード来秋発行、マイル→ポイント交換は2月
＜旅行関連＞
★観光カリスマのインバウンド版認定制度発足を
　本保総観審、日中35周年「立派な実績できた」
　　独法の合理化「“連携”と“協働化”は違う」
　JATA2000万人推進室に高い評価と期待感
★阪神航空、旅行業開始60周年で記念ロゴマーク
★秋闘、日旅サービスが冬期1.6ヶ月で合意
★「世界遺産検定」12月16日に全国8会場で実施
＜航空関連＞
★中国東方航空、12月20日に成田―南京線開設
★エアバス、エアアジアがA320型25機追加発注
★JAL10月、国際線旅客は3％増と堅調
　国際は東南ア・韓国好調、国内旅客10％減と苦戦
★JALUX、「ザ・リッツ・カールトン・カパルア」の日本総代理店に
★成田新法・羽田外資規制などヒアリング
　第3回今後の空港のあり方研究会が開催
★成田第1・2PTBに新規5店舗がオープン
★羽田第1PTB南ウイングに「Air LOWSON」オープン
＜観光統計＞
★9月の南ア日本人訪問者数、5.8％増の2816人
＜デスティネーション＞
★ユーレイル、新ロゴとキャッチフレーズを策定
＜ホテル＞
★スターウッド、米東海岸2都市にル・メリディアン

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