.

2007年12月17

 ロイヤルカリビアン、アジアクルーズの運航開始
 ベイリー上級副社長「市場の反応を見たい」

 【シンガポール=川嶋光智】米クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、12月10日よりシンガポールを拠点とするアジアクルーズの展開を開始した。アジア地区で最大の客船となる「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」(総トン数7万8491トン、乗客定員2435人)を配船、RCIが特徴とする国際色豊かなクルーズをアピールし、アジア全域でのクルーズ市場拡大を狙う。
 12月12日からの本格的な営業運航に先立ち、10〜12日の2泊3日でアジア各国のメディア関係者や旅行関係者を招きプレビュー・クルーズを実施、近場で気軽に参加できる新しい船旅を体験した。
 船内で実施した記者会見で、RCIのマイケル・ベイリー上級副社長は、「この1〜2年でアジア地域のクルーズマーケットは急速に成長している。今回の『ラプソディ』の投入で市場の反応を見たいと思うが、まずは実施することで改善点を洗い出し、アジアクルーズを成功に導きたい」と強い意気込みを示した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★ロイヤルカリビアン、アジアクルーズの運航開始
 ベイリー上級副社長「市場の反応を見たい」
★8割強が総額表示望ましいも「一枚岩ではない」
 JATA燃油問題対策チーム、対策の検討本格化
<旅行関連>
★自民党観光特別委、「観光庁」設置を決議
 予算組織要求折衝大詰め、実現を強力に後押し
★北京五輪契機にJNTO・KTOが共同プロモ検討
 日韓観光協議、地方間交流が「極めて重要」
★観光資源の家屋や土地に税制特例措置を創設
 国土交通省税制改正、航空や空港も期限延長
★コスタ、アジアに2隻目「コスタクラシカ」配船
★リージェント・クルーズ、米アポロ社が買収
★高知県促進協、関空・那覇線利用促進で旅行会社に助成金支給
★秋闘、JTBサンアンドサン西日本が2.0ヶ月で合意
★マイコミ調査「卒業旅行」国内旅行と海外旅行の人気二分
★お得な高速料金と宿泊セットの「ドラ旅」発売
 NEXCO中日本・JTB・KNTが提携、1500台目標
<航空関連>
★ルフトハンザ、ジェットブルーに19%資本参加
★ANZが機内コンシェルジェサービス、日本路線も
★NWA、環境保全組織に3年間で100万米ドル寄付
★DLH、プライベートジェット機を自社保有へ
★DLH、スターシェフプログラムで南仏3ツ星女性シェフ起用
★ANA、映画『ハッピーフライト』製作に協力
★AXESS、AUAのET発券が可能に
★SAS、成田1タミで「グリーンサンタ」イベント
<デスティネーション>
★豪クイーンズランド州、新ウェブサイトを開設
★六本木でNZワーキング・ホリデー説明会
<ホテル>
★グアムのウェスティンでインルーム スパ
★カウアイ島のアウトリガーに新スパ施設誕生
<組織・人事>
★ブルーパシフィック、業態変更で社名変更
 「エアニュージーランド トラベルサービス」に
■為替市況(14日)

back to 日刊旅行通信 INDEX


Copyright (c) 2006 The WING Aviation Press Co.,LTD, All RIght Reserved.

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円